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大好きなバンド ヒトリエのリーダー、wowakaさんが天国へと行ってしまった。
ライブ中止のお知らせを知った時から、きっと誰かの身内の不幸なのだとなるべく楽観的に考えようとしたけれど、難しかったし、不安は現実だった。
3/23の名古屋クアトロで、ヒトリエのライブを見ることができて、ほんとうに良かったと思う。あのライブは、なんというか、私が見てきた彼らの中で一番、音楽に近かった。
これから彼らはもっともっと輝いて、大きくなっていくんだと思った。これからも何度だってライブをみたいと、興奮した。
メロディにならない音も、無音での空気さえも彼らは支配して、ライブを作り上げていた。ほんとうに素晴らしいライブだった。
もうwowakaさんが音楽に向かい合っている姿を、生で見られないのが、そして4人のヒトリエが見られないのが、あまりに悲しい。
訃報に寄せられたメンバーお三方のメッセージはとても力強くて、真摯に前向きで、私が弱音を吐いていてはいけないなと感じる。彼らもおそらく振り絞った言葉で、私達を勇気付けてくれているのだと思う。
彼らの言葉は、苦しみと闘う姿に見える。wowakaさんのボカロ曲から始まり、ヒトリエに続き、生み出してきた音楽にも通じている気がする。
愛がどうか、天国へ届きますように。
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私は常にできるだけ早く死にたいと思っているけれど、命を燃やすように生きないと簡単には死ねないのだとぼんやり思ったりした。
情熱を持って、頑張らなければ、すぐには死ねない。
生きていて楽しいと全身で訴えなければ、向こうの世界にはつれていってもらえない。