10/27

直感とは恐ろしいもので、そして感じれば時が経っていても記憶のとても深い場所で眠っているだけものらしい。

 

話を聞いてみれば、その人はとても昔に一度会ったことがある人で、正直にいうと連絡先を聞こうとさえ思った人でした。

当時は彼氏がいたので冷静になってやめたけれど。

さらに言うと、その場にいた別の人とずいぶん長い時間を共にしたけれど。

 

九年前のことを鮮明に覚えているのはおそらく出会いの時間としてそれなりに反芻してきたからだと思う。それにしてもまだだいぶんしっかりと思い出せるので、少し不思議。

 

あのとき少し夢見たことが、こんなタイミングで現実になるかもしれない。

 

本当に、人生はなにがあるか、よくわからない。